解放勢力にとっての最大の敵は、ル・カインでもスペシャルズでもなく、欠乏する戦略物資となった。
ゲリラ組織故に国家経済の後ろ盾を持たない地球解放戦線機構とカラバが、うち続く帝国軍との大規模戦闘に伴う消耗に耐えられるはずもなく、解放勢力将兵は「戦い続けるための戦い」を強いられることとなる。
誰もが予想だにしなかったバイストンウェル勢の出現、売国の謀将シャピロ・キーツの帰還で地球圏が混迷を深める中、いかにして道を切り開くのか。
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市民からの通報でその事実を事前につかんだスペシャルズは、行政官ウォン配下の実験部隊まで動員し、一大殲滅作戦を発動させる。
ルオ商会からの補給が順調に進む中、カミーユ・ビダンは、不思議な少女、フォウ・ムラサメと出会う。失った記憶を探しているという彼女がスペシャルズの人間と知ってなお、カミーユは彼女を憎むことができずにいた。
同じ頃、上陸許可を貰って上陸したドモンは、ゲームセンターで強力なライバルと対戦する。彼女の名はアレンビー・ピアズリー。ドモンと同じガンダムファイターだった。再戦を約束して分かれる二人。 物資の積み込み完了まであとわずかとなった時、ブラン・ブルターク率いるスペシャルズの攻撃隊が来襲する。
ＬｉＦＥ・カラバも、アムロ・レイ、クワトロ・バジーナ両大尉を中心に迎撃するが、新鋭可変ＭＳであるアッシマーの性能に苦しめられる。そして来襲するウォンの強化人間部隊。その中にはフォウやアレンビーの姿もあった。
アッシマーはカラバの黒騎士によって撃墜され、解放戦線とカラバは、その隙をついて脱出に成功。かろうじて虎口を逃れることができたのだった。
▼作戦功労者
[ スペシャルズ ]
アレス・ラングレイ：実験部隊の投入にうさんくささを感じつつも、勇戦奮闘する。
[ 地球解放戦線機構 ]
シンディ・ヤマザキ：市街地で攻撃をかけてきたスペシャルズに対し、愛機を市民の盾とした。
[ カラバ ]
ガーネット・マリオン：猛威をふるうサイコガンダムに接触し、説得を試みる。
トオル・タケミ：搬入される物資のリストをチェックし、迅速な搬入作業に貢献した。
▼作戦後通達
１：レジスタンスは補給物資を満載したアルビオンとガウを守りきりました。ＬｉＦＥとカラバの生還者にイベントボーナス１Ｐが支給されます。
２：フォウ・ムラサメのサイコガンダムが生還し、強化人間とサイコミュの実戦データが入手できました。スペシャルズの生還者に、イベントボーナス１Ｐが支給されます。
スペシャルズは、新参のドレイク軍を中心とした布陣でこの作戦に臨んでいた。
シャピロの効果的な采配もあって防衛網はたちまち寸断され、基地に陥落の危険が迫る。カラバ、ＬｉＦＥの救援はかろうじて間に合ったものの、オーラバトラーの猛威の前に苦しい戦いを強いられることになる。
獣を越え、人を越え、神の戦士として顕現する超獣機神ダンクーガ。その力を持ってしても、戦局をひっくり返すには至らない。
しかしグラー博士の謎の撤退を契機に解放勢力の反撃がはじまり、辛くもドレイク軍を引き上げさせることに成功する。
▼作戦功労者
[ スペシャルズ ]
ルクス・フィスト：戦いの中で百鬼の動きを監視し、グラー博士の不審な行動にいち早く気づいて味方の混乱を最小限にとどめた。
メイリーン・エヴァンス：ナスカ基地の武器弾薬庫を破壊し、基地施設を使用不能にした。
[ 地球解放戦線機構 ]
イワタ・テツゾウ：危険を顧みず基地の防衛に尽力し、愛機を犠牲にして多くの補給物資を救った。
[ カラバ ]
アキラ・ランバード：オーラバトラーを相手に果敢に戦い、制空権の確保に努めた。
▼作戦後通達
１：ナスカ基地は損傷がひどく、使い物になりません。残存物資回収と生き残った要員の救助には成功しました。
孤立無援で帝国の脅威にさらされるシーラ女王を救うべく、マーベル・フローズンとカラバ部隊は、欧州へ飛ぶ。
欧州で孤立するナの国のオーラバトルシップ、グラン・ガランに、アイシャ・リッジモンド率いるスペシャルズ部隊が迫る。
マーベルとマナミを先頭に立てたカラバ部隊の救援がその窮地を救う。
ギウラのディマージュと共に指揮を執るべきアイシャが、主攻撃目標をマナミ・ハミルのスィームルグに変えたこともあってスペシャルズの攻撃は統制を欠き、結果としてグラン・ガランの撃沈には至らなかった。
▼作戦功労者
[ スペシャルズ ]
リュクエア・ステイフォワード：常に部隊の先陣を切って突撃し、大きな戦果を上げた。
シェルツ・シュレヒト：敵オーラバトラーの戦法をつぶさに観察し、新装備であるオーラバトラーの運用法確立に貢献した。
[ カラバ ]
ナシュア・アバーナント：突出しすぎたマナミのスィームルグを命がけで救い出し、自らは撃墜された。
ティア・ブルフィナ：長期にわたる戦闘に疲弊し、損傷も激しいナの国のオーラバトラーに撤退を促し、戦力温存に貢献した。
▼作戦後通達
１：シーラ女王の座乗するグラン・ガランがカラバとの同盟に応じ、オーラマシン製造技術供与についても前向きの回答が得ました。
孤立無援で帝国の脅威にさらされる女王エレを救うべく、ショウ・ザマとの合流を果たしたゼラーナ隊は、解放勢力の協力を要請する。
中央アジアの砂漠地帯で激突したクのゲア・ガリングとラウのゴラオン。オーラバトルシップ同士の直接対決は、帝国の支援を受けられるゲア・ガリング優位に傾きつつあった。
しかしＬｉＦＥ部隊を伴ったギブン家のオーラシップ、ゼラーナの参戦により戦局は再び動くことになる。
赤い三騎士の勇戦も空しく、多数のオーラバトラーを失ったビショットは撤退を決意することになる。
▼作戦功労者
[ 地球解放戦線機構 ]
ヒロキ・コウサカ：ゼラーナの護衛に専念。ゼラーナをゲア・ガリングの砲撃から守りきる。
キョウカ・アオツキ：接近戦に特化したビアレスの弱点を見抜き、赤い三騎士のニェットを翻弄した。
▼作戦後通達
１：エレ女王の座乗するゴラオンが、ＬｉＦＥとの同盟に応じ、オーラマシン製造技術供与についても前向きの回答を得ました。
コロニーの安寧を欲する者達にとって、この地は帝国の脅威の源泉として、破壊されなければならない存在だった。
新兵たちの訓練を始めたスペシャルズだが、爆弾テロにより訓練生多数が死亡。さらにコロニーのＭ作戦と連動した解放勢力が襲いかかる。
復讐に燃えるスペシャルズは、地球解放戦線機構の猛攻を終始圧倒。これに大損害を与え撤退させることに成功する。
▼作戦功労者
[ スペシャルズ ]
ヒカル・コウガ：愛機トーラスで空中哨戒に努め、襲来したＬｉＦＥを早期に発見した。
ブランホード・ミデュラス：訓練が実戦になってしまったことを憂い、生き残った訓練生の保護に努めた。
[ 地球解放戦線機構 ]
カイス・リヴァルバー：敵機よりも施設の破壊を優先し、宇宙戦艦用ドックに大損害を与えた。
ウィーグラフ・スフィールド：突出するデュオに追随し、宇宙戦艦用カタパルトに損傷を与えた。
▼作戦後通達
１：解放勢力は撃退されましたが、宇宙戦艦建造施設は当分の間使用不能になりました。
ミケーネの襲撃で重傷を負い、死が間近に迫った彼の兜博士への対抗心を叶えるため、ローレライは巨大ロボット・ドナウα１と合体し、マジンガーＺとの戦いに臨む。 急遽駆けつけたカラバ部隊に同行した、兜シローとの接触によりドナウα１は矛を収めたが、そこにミケーネ軍が襲来した。
マジンガーＺとドナウα１を、中心としたカラバ部隊によって大損害を受け、ミケーネ帝国軍は撤退したのであった。
▼作戦功労者
[ カラバ ]
エミィ・ユイセリア：ブリューナク小隊の仲間と共にマジンガーＺを支援、自らも機械獣を撃墜する。
モニカ・プティング：ドナウα１を説得するシロー少年を護衛し、結果的にドナウα１を味方にすることに成功した。
▼作戦後通達
１：ローレライとドナウα１がカラバに参加しました。現在、合体解除のための改造処置中ですので、実戦参加は遅れそうです。
２：マジンガーの苦戦を踏まえ、弓教授がマジンガー専用飛行ユニット、ジェットスクランダーの開発に乗り出しました。
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当面必要とされるだけの戦略物資を、かろうじて確保することに成功した解放勢力。
２隻のオーラバトルシップなどで、その意気は大いに上がる。度重なる敗戦で追いつめられつつあった彼らに、この勝利は一筋の希望を与えることとなった。
本格的軍事行動を開始した帝国軍の前に、解放勢力は起死回生の一手を打った。
次回War in the Eaeth、『理想、潰えて』乞う、ご期待！